ぽんです。
先週の土曜日に、奈良昔ばなし大学に行ってきました。
今回は第5回で、全6回のこのコース、終わりが近づきつつあります。
今回の語りの講義は、土地言葉よる語りの2回目で
福井昔ばなし大学再話研究会の方が講師として来られ、
福井弁での語りを聞かせていただきました。
前回の土地言葉による語りでは
講師が国分昔ばなし大学再話研究会の方だったので、
関西に住み、関西弁を自在に操る(いや、大阪弁しか使えない)私にとっては
今回の方が、お話のストーリーがよく理解できました。
この方は、ご自分達で再話されたお話の他に
『日本の昔話 全5巻』小澤俊夫/再話 福音館書店刊行の中のお話も
土地言葉に代えて語られているそうです。
この点においては、ババ・ヤガーとも共通点がありますね。
ただ、「土地言葉=日常語か?」と言われると、
「そうとも言える」し「そうとも言えない」わけで、
その辺のころは、「語るために」の中で、また、ヤンさんが書いてくれると思い
ますので、
細かいことは触れずにおいときます。
今まで、「テキスト通りに、一言一句・・・」と思って語ってきた方にとって
この土地言葉やら日常語で語るってことは、本当に受け入れがたいことだと思い
ます。
私も数年前までは、そう堅く思ってました。
なんせ、出典に手を入れるくらいなら、その出典で語るなと思っていたぐらいで
すから。
でも、「どうして語るのか」「何のために語るのか」「究極には何を目指して
語っていくのか」と考えたとき
初めて、この「日常語で語る」ことに意味を見いだしたのです。
この辺の事も、ヤンさんの「語るために」の日常語についてのアップを待って、
当ブログで、皆さんと意見を交換していきたいと思っています。
福井弁での語りは、たいへんリズムがよく、
その間とリズムでお話に随分厚みをつけておられたと思いました。
難しいことは抜きにして、「私」個人は福井弁での語りを
大変楽しく聞かせてもらいました。
この土地言葉での語りも、あと1回です。
どんな地方の方が来られるのか、本当に楽しみです。
この講義を聞かれた方、
当ブログのコメントは匿名ですし、
率直な感想をお待ちしています。
byぽん
私も 土地言葉の語りを 聞かせていただいて 福井では こんなふうなんだと おもしろく感じました。
でも 子どもたちに 語ってるかというと わからない言葉もあるので、とか 語りの会の中で まだ
させてもらえない段階ですと おしゃってたのが 残念だなぁと思いました。
なにしょんならふうがわりい。そがあなぼっけえきょうてえことおえりゃあせんがな。ちばけとらんとはよしねえ!
ひようさママさま、
じゅ、呪文?
あかん、読解できない。
むかし長門勇だったかが「おえりゃあせんのう」と言っていたのを思い出しましたが……
関西語訳できた人に賞品、ってのは?ぽんちゃん?
ヤン
ぼっけえきょうてえって小説のタイトルありましたっけね?
岡山の言葉で怖いって意味だったかな。
関西弁も他所から聞いたらこんな呪文みたいに聞こえるのかしら。(^_^;)
日常使ってると分からないことですね。